レポートのポイントは、以下のとおり。
- Androidタブレットおよびスマートフォンが、全世界のEコマース総売上の66%を占める
- 小売、旅行、自動車、クラシファイド広告が、モバイルクリックの70%超を占める
- モバイルクリックの90%以上は、北米、アジア太平洋地域、西欧で発生
- 大半の業種において、PCよりもモバイルのほうが高いCTR(Click Through Rate:クリック率)
- Androidデバイスの平均CTRは、PCのほぼ2倍
- 世界的にはAndroidデバイスのもたらす売上のほうが多いものの、米国および 欧州ではiOSがリード
- 日曜日にはデスクトップからの売上が10%下落する一方で、iPadから購入される確率は16%上昇する
- モバイルデバイスでの平均購入額が最も大きい分野は、ホテルの予約 (364.80米ドル)、レンタカー(209.10米ドル)、アパレル(105.30米ドル)
クリテオのCriteoのモバイル担当バイスプレジデントであるジェイソン・モースは、次の ようにコメントしている。
「当社では四半期ごとに、約10億のインターネットユーザから得たモバイルデータを分析し、広告主に詳細な調査結果を提供して、より効果的な広告を展開できるよう支援しています。現在モバイル分野において、広告主にとって非常に興味深い好機が到来しつつあります。Eコマースの売上の うち、モバイルデバイスが占めるシェアが急増し、その額は数100万ドルにも及んでいるため、モバイル広告のもたらす可能性を無視することはできません」
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