ファンケルは5月12日(火)から、 自社のECサイト「ファンケル オンライン」で不織布マスクを販売する。中国国内の健康食品の販売代理店である中国の国有企業、 中国国際医薬衛生有限公司から調達した不織布マスク3種類(50枚入り、 3,190円~3,590円・税込)となる。
まず同社の会員に、 5月12日(火)から順次メールなどで「不織布マスク 大人用」「不織布マスク 女性・子供用」の販売開始を案内し、 注文を受け付ける。一般のユーザーには、 5月12日(火)10時から「不織布マスク大人用 中国語パッケージ」の事前登録の受付を開始。 注文可能となった時点で登録したメールアドレスにその旨を連絡する。
ひとりでも多くの人にマスクを届けるため、 1回の購入は各3箱まで。 転売や買い占めなどを防ぐため、 不正や異常な注文と同社が判断した場合は、注文をキャンセルとなる。商品は5月中旬から順次発送予定。
医療機関で不足している高機能マスク10,000枚を厚生労働省の新型コロナウイルス対策 本部に、保育所の全国団体である社会福祉法人日本保育協会に不織布マスク100,000枚を寄贈する。日本保育協会への寄贈にあたっては、 同社の従業員2,613人が社会貢献への活用のために毎月積み立てている「もっと何かできるはず基金」から100万円を寄付し、 不足分を同社が拠出する。
顧客からは、 製品の購入時に付与している1ポイント=1円の寄付を募り、 500ポイントから受け付け。株主優待にも100~200株未満は3,000円、200株以上は6,000円のマスク寄付を新設して寄付の賛同を募る。 集まった寄付は1ヵ月ごとにまとめて、 翌月中旬には医療機関などへマスクを届ける。
今回のマスク販売にあたっては、 ファンケルが1980年の創業以来、 培ってきた通信販売の仕組みとノウハウを最大限に活用。また、今秋をめどに「心地良い肌ざわり」「高い保湿効果」などの高い機能を持ったオリジナルマスクを発売する予定。