中国消費者向け越境ECプラットフォーム「豌豆(ワンドウ)プラットフォーム」を運営するインアゴーラは、SBIホールディングス、スギホールディングス、CITICグループ傘下の信金投資控股有限公司から総額53億円の資金調達を完了したと発表。
同時に、スギホールディングスの子会社であるスギ薬局および信金控股を通じたCITICグループ各社と以下内容に基づく業務提携契約を締結。
インアゴーラは、スギ薬局のインバウンド事業の強化を目的に、中国人消費者のニーズおよび消費動向などに関する知見や中国マーケティングにおけるノウハウをスギ薬局に提供し、スギ薬局の日本国内店舗における中国人観光客などの誘致や購入促進、ブランディングをサポート。
今後、WeiboやWeChatなどの中国SNSやKOLを活用し、情報やコンテンツの企画・制作・発信を行うほか、スギ薬局と共同で、中国人観光客に向けたスギ薬局店舗の品揃え、商品陳列、顧客対応などの企画にも携わる。
また、スギ薬局が展開する越境ECを担い、中国国内におけるマーケティングおよびブランディングをサポートするとともに、スギ薬局と共同で、インアゴーラが運営する越境ECアプリ「豌豆公主(ワンドウ)」を通じて中国国内のアーリーアダプターにアプローチ。
第一弾として、2020年春よりスキンケア商品「プリエクラ」を「豌豆公主(ワンドウ)」を通じて、中国のお客様に販売する予定とのこと。