日本の消費者に、「大半の経営者は、ばれない限り機会さえあれば消費者を利用している」と「(わずかな例外はあるが、)経営者は、消費者に対し極めて公正かつ健全なビジネスを行っている」の二択で問うと、57%が前者の「消費者を利用している」を選択した。
「大半の経営者は、ばれない限り機会さえあれば消費者を利用している」を選択した人の割合について、日本とそれ以外の国々の結果を比較すると、ヨーロッパは日本よりも割合が高く、フランス(83%)、イギリス(81%)などは8割超え、日本より割合が低いのは、タイ(21%)やインドネシア(32%)など他のアジアの国々となった。
本調査は、2013年2月から4月に日本、中国、韓国、タイ、インドネシア、インド、アメリカ、カナダ、イギリス、ドイツ、フランス、イタリア、スペイン、ロシア、オーストラリア、ポーランド、トルコ、南アフリカ、メキシコ、コロンビア、ブラジル、アルゼンチンで16歳以上の男女を対象に主にインターネット調査(日本含む)、国により対面調査で22ヵ国でn=22,000(調整を実施)、日本は992名に実施した。