アイリッジは、2019年12月より企業アプリの事業企画から運用までをトータル支援するアプリ向け企画・運用支援サービスの提供を開始する。
OMOの時代が訪れ始めている現在、キャッシュレス化の流れからも生活インフラとしてのスマートフォンの重要性はより高まり、スマートフォンアプリを通じた顧客体験の向上は企業のマーケティング活動に欠かせないものとなっている。その一方で、ノウハウ不足やリソース不足からまだ着手や十分な対応ができていない企業も多く、同社はこのような企業の支援がOMO浸透や市場拡大加速化の鍵になると考え、今回のサービス提供を決めたと言う。
同サービスでは、主に下記3つのシーンに分け必要なプランを提供。今後はアプリ活用による企業と顧客の結びつきの強化、企業の売上拡大をより一層強化していくとのこと。
アプリ向け企画・運用支援サービスの概要
アプリ事業企画支援
市場調査や競合調査に基づき、アプリのビジネスモデル策定から開発コンセプトやペルソナ/カスタマージャーニーの設計、UI/UXデザイン、収益シミュレーションまで、成果が出るアプリを実現するための事業企画支援を行う。担当者が社内で事業推進を行う際のサポートにも対応可能となっている。
マーケティング・運用支援
アプリの運用開始に向けて、マーケティングプランの設計から具体的な施策実施・分析に向けたデータのつなぎ込み、ツール設定の代行、運用の自動化までを支援。例としては、顧客データや購買情報などCRM情報と連携したうえでユーザーステージを定義し、ステージごとのシナリオを設計。同社が提供する顧客データ分析プラットフォーム「FANSHIP」上で施策が自動実行されるように設定を行うといった支援が可能となっている。FANSHIPのアナリティクス機能を用いて、KPIに応じたカスタムレポートの作成にも対応。
新規顧客獲得支援
ダウンロード増のための広告配信やアプリストア最適化に加え、店頭におけるキャンペーンやクリエイティブ制作支援にも対応。オンラインとオフライン両面から、新規顧客獲得増の支援を行う。