一次産業のD2Cプラットフォーム「OWNERS」を運営するukkaが、サービス名を社名と同じ「ukka」に変え、フルリニューアルすることを発表。
OWNERSでは、作り手や商品の背景を伝える記事と予約注文ならではの特別な届けかたができる特徴を活かし、「受注生産型の長期熟成ホールチーズ」や「皮ごと食べられる樹上完熟イチジク」など、食材本来の魅力を引き出しながら、生産者のファン獲得に成功している。
この経験を活かし、ukkaでは生産者にファンができることで経済的に安定する仕組みを実現。生産者の物語や食材ができるまでのストーリーを消費者にリアルタイムで伝える「生産レポート」や、食材が届いたユーザーからの「ごちそうさまコメント」など、消費者と生産者双方向のコミュニケーションもできるようにする。
リニューアル後のukkaでの商品購入方法
- 欲しい商品をいつでも購入できる「都度購入」
- 収穫や生産前から事前に予約注文を行う「予約注文」
- 気に入った食材が定期的に届く「定期購入(サブスクリプション)」
- 生産者の年間会員として、収穫など特別な体験ができる「Farm Membership(オーナー制度)」
上記の販売方法に加え、同じ生産者から継続的に購入するユーザーは特別価格での購入が可能になるなど、生産者と深い関係性を持つユーザーがよりお得に利用できる仕組みを実現。これにより、ユーザーの多様なニーズに対応、生産者の出品数もこれまでの約5倍に増加している。
同社は今後の展開として、現状の5,000人のユーザー数を2020年内に定期課金ユーザーを含め2万5,000人に、生産組合などの団体も含めた生産者の数を、100から300へと拡大することを目指している。