スターバックス コーヒー ジャパンとLINEは、昨年12月に発表したデジタル領域におけるイノベーションの加速化を目的に包括的な業務提携における取り組みについて、詳細を発表した。
本発表の概要は下記のとおり。
LINE上から「スターバックス カード」が発行可能に LINE Payによるチャージも実現
LINE上から発行可能な「LINE スターバックス カード」の提供を開始。LINE上から利用できるバーチャルカードで、LINEウォレット内のマイカードを経由し、My Starbucksへの会員登録不要、タップのみで新規発行が可能。また、クレジットカードの情報を登録しなくても、LINE Payからチャージすることで、すぐに決済で利用できるようになった。
なお、スターバックスが提供するロイヤルティ プログラム「STARBUCKS REWARDS(スターバックス リワード)」にも参加できる。
LINE公式アカウントを開設し、1to1コミュニケーションをデジタルでも実現
毎週来店する500万人以上のユーザーに向けて1人ひとりにあった情報を配信していくための選択肢の拡大に向け、スターバックスの「LINE公式アカウント」を開設する。
スターバックスのLINE公式アカウントにおいては、新商品や季節のおすすめ情報などのスターバックスの魅力が詰まったコンテンツを提供する。また、ユーザー1人ひとりに合わせたメニューの提案や限定商品の購入や限定イベントへの招待など、1to1のコミュニケーションをLINE上で配信する。
今後は、お気に入りの一杯を探せる「カスタマイズ」機能や、モーニングやランチでメニューに迷ったときに、おすすめの商品と出会える機能を、LINE公式アカウントでも提供していく。
スターバックス全店舗へ「LINE Pay」決済の導入
2018年末より、東京都内と福岡市内の一部店舗に導入しテスト的に運用してきた「LINE Pay」決済を、今後はさらに拡大し、全店への導入を目指していく。