フュージョンはアユダンテが提供を開始するマーケティング施策に活用できるLTV予測分析サービス「Quick LTV」を同社と共同開発したことを発表した。
Quick LTVは、企業が保有するCRMデータを分析するLTV予測分析モデルを使って「予測LTV値」を算出し、Eメールやダイレクトメール、広告などさまざまなマーケティング施策に活用することを支援するものである。また、分析プロセスのAI化を検討中のユーザーも”分析結果活用の有用性“検証として利用することができる。
Quick LTVの概要は下記のとおり。
予測モデルを使って顧客IDごとにスコアを算出。
購買に影響する要素をもとに顧客を顧客ID単位で評価した予測モデルを使うことで、顧客情報を“個客”としてとらえることができるため、一般的な顧客セグメント手法(RFMなど)よりも精度の高いターゲットリストを作成することができる。同サービスでは顧客生存予測のモデルである「BTYDモデル」を採用している。
2種類のスコアを顧客IDに付与することが可能
- 予測LTV:生存確率を鑑みた、時点Tまでの購買金額
- 1年維持率(離脱可能性):特定の顧客が将来時点Tまで生存を維持する確率