米国セールスフォース・ドットコム(日本法人:セールスフォース・ドットコム)は、Eコマース上に、AIやビジュアル検索、在庫管理サービスなどをSalesforce Commerce Cloudに追加できる新機能について発表した。
主な新機能は下記のとおり。
あらゆるチャネルでEinstein AI機能が搭載されたコマースと画像検索を実現
Einstein Recommendations API
新たに追加されたAPIにより、Einsteinを活用した商品のレコメンデーションをEコマースサイトやほかのチャネルを統合できるようになる。モバイルアプリやクライアンテリングデバイス(店舗での接客デバイス)、マーケティングやカスタマーサービスチャネルにレコメンデーション機能を導入できるようになる。
Einstein Visual Search
消費者は、テキスト検索ではなく商品の画像を利用した「スナップ検索」ができる。スマートフォンなどで撮った写真やスクリーンショットを検索すると該当の商品や、アップロードした写真にもっとも関連性のある検索結果を表示できる
あらゆるチャネルでリアルタイムに在庫管理
High-scale Inventory Availability Service
企業は、店舗と配送センターにある在庫を、デジタルチャネル上で大規模にリアルタイムで管理することができる。これにより、たとえば「店舗別に閲覧」、「オンラインで購入」、「店舗受け取り」などのプログラムを取り入れることが可能。
コマース体験のイノベーションを素早く実現する
On-demand Developer Sandboxes
開発者用サンドボックスが数分で拡張できるようになり、開発チームがイノベーションをより早く提供するための機動性が高まる。
Commerce API Explorer
すべてのCommerce APIを提供するポータルサイトを提供する。
Commerce Cloud Developer Trailheadに新しく追加されたトレイル
無償で提供されるオンライン学習プラットフォームであるTrailheadに、Commerce Cloudプラットフォーム上で開発に必要な項目を学習できる。