株式会社ロックオンは、EC構築オープンソース「EC-CUBE(イーシーキューブ)」の最新版「EC-CUBE 4」をリリースしたことを発表した。
今回リリースされたEC-CUBE 4は、このコアコンセプトのさらなる実現のため、内部機構から見直し、カスタマイズ性や使い勝手を向上させたメジャーバージョンアップとなっている。
本プロダクトでは、機能やパフォーマンス、セキュリティといったEC-CUBE本体の品質が大きく向上しただけではなく、ドキュメントや開発コミュニティといった開発環境の充実、決済機能を含む各種プラグインや動作するサーバ環境といったプラットフォーム全体の充実を実現している。
主な特徴は下記の通り。
基本機能がEC-CUBE 3より10%増
フロント機能として、商品一覧での購入機能や、デバイスをまたいでカートが保持される機能などの機能が追加された。また、管理画面は全体のUIを刷新し、受注管理画面での一括処理や出荷伝票番号入力機能などの機能が加わった。
決済プラグインを含む各種プラグインが充実
決済プラグインを含む各種プラグインは、過去に人気のあったプラグインを中心に30個以上を揃えた。今後早期に、100個以上のプラグイン提供を目指していく。
EC-CUBEはこれからも、コアコンセプトである「ECに色を」の世界観をEC-CUBEパートナーとともに実現するため、EC-CUBEパートナーがより儲かるビジネス環境の構築、セキュリティの継続的な向上施策を実施、環境構築やインストールなしで、より簡単にショップを立ち上げられるクラウドサービスの提供などに取り組んでいく。