今回の連携により、企業が顧客に対してeギフト(※)を送る際に、誰に発行するのかをセグメントすることが可能になった。さらに、クーポンや金券などのデジタルチケットの発行タイミングを顧客それぞれの行動に基づき、パーソナライズすることもできる。
(※)eギフトとは、ギフティが提供する、オンライン上でデジタルのギフトチケットを購入して送り、そのチケットを店頭で商品と引き換えることができるサービスのこと。
本連携を用いて、すでに九州旅客鉄道(以下、JR九州)は施策を展開している。
JR九州は、ポイントサービス「JRキューポ」で取得したデータをマーケティング活動に活かしており、そのひとつでProbanceを活用し、JR九州グループ関連施設の利用を促進するパーソナライズコミュニケーションを実施。各施設で利用できるクーポンを「eGift System」で発行している。
九州旅客鉄道株式会社 総合企画本部 経営企画部 グループマーケティング室 室長 相良 周平氏による本施策へのコメントは下記の通り。(一部抜粋)
「これまでもギフティの『eGift System』は活用していましたが、Probanceと連携することにより、お客様の旅に対する高揚感・意識が最も高くなる出発前日などのタイミングに、自動でクーポンを配信できるようになりました
現在は、一部の駅や施設の組み合わせで施策を開始していますが、適切な人に適切なタイミングでデジタルクーポンを送ることで、Webから店舗にお客様を誘導できる手応えを充分に感じています。今後さらに、Probanceとgifteeを組み合わせた施策を拡大していきたいと考えています」