本連携により、ヤプリが開発を支援する企業やブランドのアプリに対し、「KARTE for App」(プレイド社がリリースしたiOS、Androidのアプリ向けのSDK)の導入が可能となった。また、アプリ内のユーザー行動をリアルタイムに解析し、顧客ごとに最適なアプリ接客も実現する。第一弾として、TSIホールディングスグループのファッション通販サイト「MIX.Tokyo」へのサービス提供を開始する。
また、ウェブとアプリを横断したユーザー行動データを解析し、アクションすることも可能になる。たとえば、ウェブサイトで商品をカートに追加したが、購入せずに離脱してしまったユーザー(カゴ落ち)に対し、アプリプッシュ通知で購入リマインドを送るなど、クロスプラットフォームでユーザーごとに最適化した顧客体験を実現する。
TSI EC ストラテジーが運営するファッション通販サイト「MIX.Tokyo」は、ユーザーのアクセスする端末がPCからスマートフォンに移行した2014年に「Yappli(ヤプリ)」を導入しアプリ化。翌年にサービスを開始した「KARTE(カルテ)」を導入し、ウェブ接客を開始している。今回この「MIX.Tokyo」にて連携が開始され、ウェブサイトからアプリまで横断したアプリ接客がスタートする。