トッパン・フォームズとTFペイメントサービスは、意匠性の高い球体型のマルチ電子マネー決済端末「ThincaBall(シンカボール)」を開発し、2017年秋頃より販売を開始することを発表した。
「シンカボール」は、TFPSが提供するクラウド型電子マネー決済プラットフォーム「Thincacloud(シンカクラウド)」を利用することで、各種電子マネーブランドでの決済が可能になる。
同社は、市場にはさまざまな電子マネー決済端末が出回っているものの、工業製品的なデザインの端末が主流となってい店舗ることに注目。アミューズメント施設など、利用者の利便性向上のため電子マネー決済導入の機運が高まっているエリアにおいて、意匠性が高い決済端末の導入ニーズがあると分析し、マルチ電子マネー決済端末「シンカボール」を開発したという。
「シンカボール」は、同分野の知見を持つプロダクトデザイナーのクリエイティブを採用し、空間づくりのコンセプトを損なわない決済端末という新たな切り口で訴求を行う予定だ。
【製品仕様*】
製品名:ThincaBall(シンカボール)
型名:TN18CUT043
用途:卓上型NFCリーダー・ライター
対応カード:FeliCa、モバイルFeliCa ICチップ搭載携帯電話、MIFARE Classic、MIFARE Ultralight、ISO/IEC14443 Type-A/Type-B、ISO/IEC18092、JISX 6319-4、ISO/IEC15693 ICODE
表示部:有機ELディスプレイ
インジケーターランプ:7色LED
外部インタフェース:USB接続(USB2.0/Full Speed準拠)/USB CCID
仕様準拠:動作電圧:DC 5.0V(USBバスパワー)
*開発中のため、予告なく仕様が変更される場合あり。