マクロミルと、デジタルインファクトは、動画広告市場の動向に関する業界アンケート調査を共同で実施し、その結果をまとめた。
本調査の全結果詳細は、2017年2月にデジタルインファクトより発刊の「動画広告市場の業界動向アンケート調査 2017」に収録の予定。調査結果の概要は以下の通り。
取り扱っている・利用している動画広告媒体の1位は、YouTube
全回答者400名の中で、動画広告の出稿・取り次ぎ・提供業務など何らかの形で関わりがある対象者269名のうち、68.8%が取り扱っている・利用している動画広告媒体として「YouTube」と回答。また、これに「Facebook」が49.8%と続いた。そして「LINE」が37.2%で第3位となった。
動画広告のKPI、最重視されているのは「視聴回数」「視聴者数」
動画広告を有効活用する上で、重視すべきKPIについては、「視聴回数」がもっとも多く全体の48.3%、これに「視聴者数(リーチ)」が42.0%と続き、「クリック」37.0%、「コンバージョン」33.3%を大きく上回った。「視聴完了数」27.8%、「ブランド認知度」24.0%なども重視されている模様。
動画広告の効果、影響が大きいのは「動画の内容」「配信先の質」
動画広告の効果に関して影響が大きいと思われることについては「動画の内容」が1位で、これに「配信先媒体の質」、「配信先で一緒に表示されているコンテンツの質」が続いた。
【調査概要】
■調査方法:Webアンケート調査
■調査期間:2016年11月~12月
■調査対象:国内デジタル広告業界関係者400人(マーケッター、広告会社、アドテクベンダー、媒体社に所属する担当者各100名)