WACUL(ワカル)とパソナは、2017年2月より企業のWebマーケティング支援を目的に協業することを発表した。
WACULでは、大量のWebサイトデータを分析し、CVアップのための改善策の提案までを自動で行うサービス人工知能「AIアナリスト」を提供している。
パソナは、マーケティングオートメーションとインサイドセールスを組み合わせたマーケティング支援サービス「インサイドセールスBPO」を2016年5月から開始するなど、デジタルマーケティング領域においてITと人材サービスを融合させたサービスを展開している。
Webマーケティング分野では、得られるデータが膨大になる一方で市場の変化は加速しており、「AIアナリスト」の導入サイトも8,000を突破した。一方で、 「AIアナリスト」の改善策を実行するにあたっては、意思決定や社内調整、実装作業など、人がやるべき作業も発生している。しかし、それらの作業を実行できるWebマーケティングの専門人材は業界内で不足しており、ユーザーにとっては人材面がハードルとなっている。
そこで両社は、Webサイト運営やデジタルマーケティングのPDCAサイクルを効率的に回すことを目的に「AIアナリスト」と「専門人材の派遣や業務委託」で2月より協業。今後は、Webマーケティング領域での課題解決の支援サービスを提供していく。