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昨年に続き「日本」が検索ワード1位 バイドゥ、国慶節時の中国人動向を分析

今年も「日本」が検索ワード1位

中国百度における国・地域別検索ワードランキング

 国慶節前と期間中に検索された国・地域別の検索ワードをランキング化。昨年に引き続き「日本」が検索数1位だった。その後は2位韓国、3位台湾と、東アジアの国が続いた。

日本国内では「九州」が躍進

中国百度における日本の地域別検索ワードランキング

 日本の地域別検索ワードランキングには、5位熊本、9位福岡、10位長崎、11位鹿児島、14位宮崎と、九州エリアから5県がトップ15にランクインした。昨年は人気の沖縄、北海道を除くと、東京、大阪などの大都市とその周辺地域が上位に入っていた。

 九州エリアが上位にランクインした理由として、2016年4月に発生した熊本地震による関心の高まりも考えられるが、相関ワードを調べると「鹿児島×自由行(個人旅行)」や「福岡×天気」などの個人旅行を想起させる検索ワードが大半を占めていた。なお、「熊本」については、ご当地キャラクター「熊本熊(くまモン)」の検索数(※1)が多く、1日の検索数が最高で1万回を超える日があるなど、突出していた。中国における熊本県と「くまモン」の認知度の高さが見て取れる。

 個人旅行以外では、「日本 医院(病院)」の検索数が昨年比407%、「九州 医院(病院)」は昨年比370%と、病院関連ワードの検索数が大きく上昇していた。来日者数が増加していることもあり、「日本酒店(ホテル)」も昨年比380%となっていた。

訪日目的に文化関連のワードが増加

 訪日旅行の目的(テーマ)を切り口にデータを見ると、「日本艺术(日本アート)」が昨年比279%に上昇。日本の主要観光地の検索数トップ100(※2)では、56位の東京国立博物館をはじめ、六本木ヒルズにある森美術館が61位、滋賀のMIHO MUSEUMが68位、東京青山の根津美術館が80位、同文京区の印刷博物館が89位にランクインした。その他にも、音楽イベント「SUMMER SONIC(サマーソニック)」が69位に入るなど、文化関連ワードの検索数上昇が目立った。

2017年の中国人観光客動向

 今回の調査結果から、2016年は地方に関連する検索内容が増えた一方で、東京、大阪などの大都市を更に深く楽しむための情報を検索していることがわかった。2017年は地方においてもより深い情報を調べ、個人での日本旅行を楽しむ中国人が増えるのではないかと予測される。

※1 「熊本熊(くまモン)」とだけ検索した完全一致のユーザー。部分一致を入れると5〜10倍以上となる
※2 バイドゥ社内調べ 調査期間 2016年9月20日〜10月10日

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