ラクーンが運営する卸、仕入れサイト「スーパーデリバリー」の越境ECである、BtoB輸出販売サービス「SD export」において、海外の小売店登録数が1万件を突破した。
「SD export」は2015年8月からサービスを開始した登録会員制の越境ECサイト。サービス開始時は約1,000件だった海外小売店の登録数が、今回1万件を突破した。国別に見ると、多い順に台湾、香港、アメリカ、オーストラリア、イギリス、カナダとなっているが、直近3か月間ではアメリカ、オーストラリア、カナダ等の北米、英語圏の登録数が増加傾向にある。
増加の要因として、これらの国々に対する広告強化が挙げられる。またそれ以外にも、サイトの全面英語化対応、2016年3月に行ったペイパルの導入、船便への対応等のサービス改修も影響していると考えられる。さらに、定期的な新規メーカーの参入により取り扱い商品数もコンスタントに増加しており、サービス開始時の約7万点から現在は約15万点に拡大している。このため、海外小売店のさまざまなニーズにあった商品が提供できていると予測される。
北米とオーストラリアでは、キャラクターや動物柄、動物をモチーフとしたアイテムの人気が高まっている。具体的には動物型の弁当用シリコンカップやピック、日本のアミューズメント施設でも人気景品となっている猫や犬のキャラクターのぬいぐるみ、動物柄のカトラリーや食器などが人気だ。