みずほ銀行とソフトバンクは、個人向けにFinTechを活用したレンディングサービスを提供することを目的として合弁会社を設立することで合意した。貸金業の登録を前提に、新会社は今年11月の設立し、2017年前半の事業開始を目指している。資本金50億円(予定)は、みずほ銀行50%・ソフトバンク50%。
このサービスの特徴は、利用者のデータ提供や追加情報入力でスコアアップなどが可能となるスコアリングモデルを活用した、スマートフォンで手続きが完結する国内初のスコア・レンディングであること。
「スコアリングモデル」とは、みずほ銀行が保有するビッグデータやローン審査ノウハウ、ソフトバンクが保有するビッグデータやAIによるデータ分析のノウハウを融合したものであり、これにより審査応諾範囲の拡大、競争力のある金利水準を実現していく。
このサービスは、両社と取引のない人でも利用可能。新会社は、与信審査のために利用者の情報を取り扱う予定だが、サービスを利用する人がこの利用目的に同意することを前提としている。