電通の海外本社「電通イージス・ネットワーク」は、中南米最大の広告市場であるブラジルにおけるブランドコマースの強化・拡充のため、現地の有力コンサルティング会社「Cosin & Associados Consultoria e Servicos de Informatica」(以下、コジン社)の株式100%を取得することで株主と合意した。
「ブランドコマース」とは、商品やサービスの購買においてオフラインとオンラインが融合していく中、消費者がブランド体験をするすべての接点を購買と結び付けるビジネスソリューションを指す。
コジン社は、デジタルコマースにおけるシステムインテグレーション、事業やブランドの変革コンサルティング、データに基づくマーケティングといったブランドコマース領域を中心に、ブラジルの有力小売業や金融企業などにサービスを提供している。
株式取得後、電通はコジン社を同社グループの10のグローバルネットワーク・ブランドの1つでデジタル領域のサービスを提供している「Isobar(アイソバー)」のネットワークに組み込み、ブランド呼称を「Cosin Linked by Isobar(コジン・リンクト・バイ・アイソバー)」とする。