野菜が必要と感じるとき
有機・低農薬野菜の宅配事業のらでぃっしゅぼーやは、「野菜の日(8月31日)」にちなんで、野菜に関するアンケート調査を実施した。
「野菜を食べなきゃ!」と感じる理由の1位は「外食が続いた時」。世代別では、20代は肌荒れが気になる時に野菜を必要と感じるという美容目的が多く、30・40代は外食や体調がすぐれない時、50代以上は家族の健康が気になる時に必要と感じる人が多かった。
また、野菜を選ぶとき、すべての世代が「鮮度」を重視。20代~40代では、「価格」が続いたが、50代以上になると「価格」と「産地」に差がない結果となっている。
世代ごとに違う「野菜の食べ方」
20品目の野菜について、それぞれの好きな調理法を聞いたところ、じゃがいもの調理方法は年代があがるごとに「揚げる→茹でる→煮る」の順で好みが変化。一方、どの世代もトマト、レタス、キャベツ、ねぎは「そのまま(生)」で食べられている。特に昨年、らでぃっしゅぼーやが実施した好きな野菜ランキングで1位となったトマトはそのまま(生)で食べるという回答が圧倒的だ。
一方、調理に困る野菜の1位にあがったのは「春菊」で、茹でる以外は“食べない”という回答が多かった。しかし、最近はサラダ用の春菊も流通するようになり、調理レシピも増えてくるかもしれない。また「かぶ」もほとんどの世代が調理に頭を悩ませている。
伝統野菜で有名なのは「京野菜」だけではない
「賀茂なす」「聖護院かぶ」は京都が原産の“伝統野菜”。こうした伝統野菜を知っている人は55%だった。全国各地にその土地で食されてきた伝統野菜があり、昔ながらの味や地域の風土に注目が集まり関心が高まっている。中でも「野沢菜」「安納芋」の認知は7割近くと高く、メジャーな品目となっている。
【調査概要】
調査期間:2016年8月上旬 <調査対象>20代~70代の女性
調査方法:インターネットによるアンケート調査
有効サンプル数:309サンプル