女性の95%が「送料を気にする」
ジャストシステムは、20代~50代の男女670名を対象にしたネットショッピングに関する調査を行い、「支払い/送料編」を発表した。
年会費を支払うことで、送料無料などの特典が受けられる「会員サービス」について、男性の利用意向が高いことが明らかになった。「利用したい」と回答した男性は28.9%。年代別に見ると、20代男性は38.2%、30代は34.4%、40代は26.6%、50代は15.3%で、意外にも年齢が若い男性ほど利用意欲が高くなっている。一方、「利用したい」と回答した女性は15.5%にとどまった(数字はいずれも「利用する意欲は高い」「どちらかというと利用したい」の合計)。
ECサイトで買い物をするとき、「送料がかかるかを気にする」人は90.7%(男性は86.4%、女性は95.5%)で、特に女性は送料を気にする傾向が非常に強いことがわかりました(「とても気にする」「やや気にする」の合計)。
使いたい支払い方法がないとき「購入をやめたことがある」
また、望む支払い方法を選べない場合、30.7%が「購入をやめたことがある」、25.2%が「購入をやめると思う」と答え、望む支払い方法を選べるかは購入決定に大きな影響を持つ要素となっている。
ECサイトで「代金引換」を選んで注文した人に、配達員への支払い方法を聞いたところ、最も多かったのは「現金」(85.7%)で、「クレジットカード」「デビットカード」「電子マネー」が続いている(複数回答)。
20代が選ぶECサイトでの支払い方法は、「クレジットカード」(65.3%)が一番多かったものの、全年代での利用率(80.7%)よりも低い結果となった。しかし「プリペイドカード」や「代金引換」「キャリア決済」「ペイジー決済」「コンビニ支払い」「デビットカード」といった利用率は他の年代よりも高く、さまざまな方法を活用していることが明らかになった(複数回答)。
【調査の実施概要】
調査名 : 『ネットショッピング実態調査』
調査期間 : 2016年4月15日(金)~18日(月)
調査対象 : 20代~50代の男女670名