1927年に設立のイタリアのバッグのブランド「フルラ(FURLA)」。日本法人であるフルラジャパンは、2016年4月から時短勤務制度の改訂を行い、“子育てワークタイムシフト”制度を導入する。
この制度は、1日の勤務時間7.5時間の中で働く時間を選択できる時短制度を、より長期間にわたって活用できるように新設されたもの。これまでは、子どもが3歳になるまでしか使用できなかったが、ストアスタッフでは小学3年生修了まで、オフィススタッフは小学1年生入学までの期間と、大幅に期間を延長。また、4月からはストアの契約社員制度を廃止し、正社員化制度の導入、またグレード制度改訂を予定している。
フルラの2015年度の売上高は前年比30%増の3億3900万ユーロで、5年連続で2桁の高成長となった。このうち日本は初の100億円を突破し、全世界でNo.1となる23%の売上シェアを達成している。