サンフランシスコを拠点とするオンライン決済サービスのStripeは14日、公式ブログで新サービス「Relay」のローンチを発表した。このサービスは店舗が取扱い商品をパブリッシュするためのAPI、それを読み込む複数のアプリから成る。
Stripe APIは、Products(商品)、SKUs、Orders(注文)というオブジェクトを含み、店舗はダッシュボードやAPIを通じて、あるいは自社の既存のeコマースシステムをリンクさせることによって、Stripeに商品情報を提供する。Levi'sやOakley、Ted Bakerが採用しているSAP Hybrisは、Relayとの最初のeコマースインテグレーションとなる。
店舗は、Relayを通じてサードパーティのモバイルアプリで商品を販売可能になる。ローンチパートナーにはTwitterも含まれ、眼鏡やサングラスを販売するWarby Parkerのアカウント(@WarbyParker)からのツイートでそれを試すことができるだろう。また、「ShopStyle」「Spring」のようなECアプリの中に商品を表示することが可能になる。ショッピングアプリの「Wish」は、すでにRelayを通じて商品カタログをアクセス可能にしており、人々は外部サイトに飛ぶことなく、いま使っているアプリの中で直接商品を買うことができる。