ニューヨーク近代美術館の学芸員がセレクトしたアイテムを販売する「MoMA DESIGN STORE」は、 2004年にECサイト、2007年に表参道にて実店舗を立ち上げ、それぞれ別のシステムを構築して運用。 在庫情報と顧客情報の一元化が図れないまま、 業務の煩雑化、 ショッピングポイントが共有できないなどの問題を抱えていた。
今回、オムニチャネル化を進めるため、エスキュービズム・テクノロジーが提供する「EC-Orange」をベースにシステム構築。実店舗には新たにタブレットPOSを導入、 ECサイトは、デザインを踏襲したまま中身をすべて入れ替えることで、ECと店舗の商品データ、 顧客データの統合を図った。
今後は、ECとリアルな店舗共通となるポイントキャンペーンの展開や、 ECで注文した商品を店舗で受け取るなど、 顧客にとって利便性の高いショッピング体験の提供を進めていくとのこと。