LINEヤフーが運営する「Yahoo!ショッピング」は、OpenAIが提供する対話型AI「ChatGPT」の新機能「Apps in ChatGPT」(※1)に対応し、「Yahoo!ショッピング」のアプリ連携を開始した。
同連携により、ユーザーはChatGPT上での会話を通じて「Yahoo!ショッピング」の商品情報を取得できる。ユーザーの曖昧なニーズや言語化しにくい要望に対し、会話の中で条件を整理し、商品画像や価格、特徴などを提示する。たとえば「一人暮らしにおすすめの安い炊飯器を教えて」「母の日に喜ばれるギフトを予算5,000円で探して」といった入力に対し、条件に合った商品を提案する。

従来のECサイトにおける商品探索では、「適切な検索キーワードがわからない」といった課題があり、キーワード入力が前提のシステムでは潜在的なニーズを引き出せないケースがあった。この課題に対し、「Yahoo!ショッピング」は、ユーザーの意図をくみ取りながら提案を行うエージェント型の買い物機能を提供している。
今回、「Yahoo!ショッピング」が外部サービスと連携するのは初の取り組みとなる。本連携は「Yahoo!ショッピング」の会員登録なしで利用可能であり(※2)、同サービスをこれまで利用したことのないユーザーとの新たな接点を創出する。出店ストアにとっては、従来リーチできていなかった潜在顧客へのアプローチが可能になり、新たな購買機会の創出につながる。
本機能を利用する際は、ChatGPTのアプリ一覧から「Yahoo!ショッピング」を選択して初回連携を行い、メッセージの冒頭に「@Yahoo!ショッピング」と入力して質問することで商品提案を受け取ることができる(※3)。
今後は商品情報に加え、クーポンやポイントなどのお得情報も統合的に提案する機能を追加し、価格や条件を含めた購買の意思決定を支援する。
※1 OpenAIが2025年10月に発表し、同年12月より提供を開始した、ChatGPT上で外部サービスのアプリを会話の流れの中で利用できる機能。アプリの初回利用時には接続確認が表示される。
※2 ChatGPTの利用にはログインが必要。提供条件はOpenAIの仕様に準拠する。
※3 「メモリとチャットを参照する」設定をONにしている場合や、利用環境・バージョンにより、本連携を利用できない場合がある。
