株式会社セールスフォース・ジャパンは、Salesforceのロイヤルティプログラム管理ソリューション「Loyalty Management」を株式会社ビームスに提供したと発表。今回の導入によって、ビームスは会員プログラム「BEAMS CLUB」の刷新と顧客関係管理(CRM)基盤の再構築を実施するという。
ビームスは、従来年間購入金額に応じたステージ制やポイントプログラムを核とした会員プログラムを運用していたが、同プログラムではSNSやイベントなどでのかかわりといった非購買行動を十分に評価できていない点が課題となっていた。
顧客と相互に良好な関係を築く「相思相愛」の状態を目指すべく、ブランドとの関与度そのものを評価する会員プログラムの構築を検討する中で、マイル制の仕組みを採択。購買中心から共感中心へと顧客関係の軸を再定義し、顧客エンゲージメントの深化と売上指標の改善が進んだとしている。
なお、ビームスは既に「Agentforce Marketing」「Service Cloud」「Tableau」といったSalesforce製品を活用しており、今回新たにLoyalty Managementを活用することで、データとAIを活用したパーソナライズ体験のさらなる進化と顧客エンゲージメント強化を進めていく方針。
