無印良品を展開する良品計画グループは、フランス・パリ、タイ・バンコク、ベトナム・ホーチミンに無印良品の旗艦店を新規出店すると発表した。2025年冬から2026年冬にかけて順次オープンを予定している。
フランスでは、パリのリボリ通りに欧州最大規模600坪超の旗艦店を2026年秋冬頃に開業する。今回の出店は欧州での店舗拡大再開の第一歩となり、現地でのブランド認知向上と事業成長の基軸となる予定だ。

タイでは、バンコクの中心的商業施設「セントラルワールド」に東南アジア最大規模988坪の売場面積を有する旗艦店を2025年11月28日に開業予定。日本の商品に加え、タイの生活に合わせた現地開発品も新たに展開し、東南アジアでの存在感強化を目指す方針。

ベトナムでは、ホーチミン中心部の商業施設にベトナム最大の売場面積905坪の旗艦店を2025年内にリニューアルオープン。全商品カテゴリーに対応し、生活者のニーズに応えた現地限定商品の販売を行うと同時に、情報発信拠点を目指す。

旗艦店の展開により、良品計画は各国市場でのブランド認知向上と既存店の収益改善を図るとしている。