ファッションEC「ZOZOTOWN」を運営するZOZOは、OpenAIが提供する企業向け生成AIサービス「ChatGPT Enterprise」をグループ全社員に導入した。これにより、新規事業やサービスの企画・開発から日常業務の効率化まで幅広く支援し、さらなる価値創出を目指す。

同社では、生成AIの業務利用推進と社内スキル向上を目的として、グループ全社員を対象に生成AI研修や、AIを活用した業務効率化ツールの開発・社内提供を進めてきた。2025年7月には全エンジニアに開発AIエージェントの導入も決定している。
今回の導入により、議事録やデータ分析へのAI活用が広がり、さまざまな部署・職種での業務効率化が期待されている。さらに、ChatGPT内の「カスタムGPT」機能を用いた社内研修も実施。役員および全社員が独自のカスタムGPTを作成・利用し、月間利用者数をチーム戦にて競う。AIスキル習得とノウハウ共有を促進する取り組みとなっている。
同社は、生成AI活用を推進することで、「ファッション×テクノロジー」を融合させた新たな価値創出と事業成長を図る方針だ。