マイボイスコムは、21回目となる「オンラインショッピングの利用」に関するインターネット調査を実施した。同調査の結果は次のとおり。
通信販売の申し込み手段
通販利用経験者(約85%)のうち、直近1年での申込手段は「パソコン」が74.2%、「スマートフォン」が50.6%で、スマートフォンの利用は増加傾向にある。
オンラインショッピングで購入する場面
オンラインで購入する理由としては「価格が安い」が63.2%と最も多く、「たまったポイントで商品が買える」40.8%、「クーポンやキャンペーンなどがある」「持ち帰りしにくいものを購入する」が各30%台で続いた。クーポンの利用は若年層女性で特に高く、自分の都合で買いたいというニーズは若年層でやや低い傾向がある。

ショッピングサイト利用時の重視点
サイト利用で重視される点は「送料が安い・無料」が70.3%、「商品価格」「豊富な品揃え」がそれぞれ60%台で続いた。「割引サービス、キャンペーンなどが充実」「商品の説明がわかりやすい」「クチコミ・レビュー」「検索がしやすい」と回答したの人は女性の比率が高く、性別での重視点に違いが見られる。
オンラインショッピングの利用頻度
パソコンでの利用者のうち、年間10回以上の利用は50%弱。スマホ利用者では40%弱という結果だった。
パソコン利用者の購入品
「食料品、飲料、アルコール」が53.2%、「衣料品」が44.2%、「書籍・雑誌・コミック(電子版以外)」が33.6%だった。男性は「パソコンなどコンピュータ関連機器」「家電製品、AV機器・カメラ、スマートフォン、携帯電話」、女性は「衣料品」「化粧品、美容用品」の割合が高い。「ギフト、生花、中元、歳暮」は、60~70代の女性で高い傾向となった。

スマホ利用者の購入品
「食料品・飲料・アルコール」「衣料品」が各40%台、「靴・バッグなど衣類小物、装飾品など」「生活用品」「化粧品、美容用品」などが各20%台という結果に。女性では「化粧品、美容用品」が40%強と高くなっている。女性10~50代では「衣料品」が1位だった。
PCよりも「衣類小物、装飾品」「化粧品、美容用品」の比率が高く、「パソコンなどコンピュータ関連機器」「修理用具・DIY、園芸用品、手芸用品など」は下位に位置していた。

調査概要
- 調査時期:2025年4月1日~4月7日
- 調査対象:MyVoiceのアンケートモニター
- 回答者数:8,947名
- 調査方法:インターネット調査