食品ECサイトであるソーシャルグッドマーケット「Kuradashi」を運営するクラダシは、物流業務の効率化やコスト削減を求める事業者向けに「物流代行サービス」の提供を強化する旨を発表した。併せて、専用のサービスサイトも公開している。
同社は、2024年7月より社内カンパニー制を導入し、物流事業を担うロジスティクスソリューションカンパニーを発足。同年8月に公開した中期経営計画では「フードロス削減のインフラに」をテーマに、主軸のEC事業の拡大に加え、新規事業の探索として「サプライチェーンにおける機能拡張」を目指した物流サービス事業推進を発表し、取り組みを推進してきた。
今回リリースされた「物流代行サービス」は、Kuradashiで培った全国150拠点を超える提携倉庫網や3温度帯対応、賞味期限が切迫した難易度の高い食品の管理といった物流ノウハウを生かし、メーカー・卸業者の物流課題解決と余剰在庫の解消(フードロス削減)を目指すもの。余剰在庫が発生した際の買取提案をおこなうなど、在庫の適正化、保管費の低減とフードロス削減を両立できるサービスを提供するという。