イングリウッドは、中国・上海に現地法人「上海英格伍德商业有限公司」を設立したと発表。同社が2018年から続けてきた中国国内向け商品販売の実績を踏まえ、市場でのさらなる事業拡大を目指すという。
同社は、食品、ビューティー、ヘルスケア、生活雑貨、アパレルなどの商品企画・販売を通じて、約20年にわたりEC領域での知見やデータの蓄積、インフラ構築を手掛けてきた。現在はそれらのノウハウを生かし、リテール事業者・メーカーが抱える販売面での様々な課題に対するソリューションを提供。加えて、自社ブランドの立ち上げなど、製品販売の強化にも取り組んでいる。
これらと並行して、同社は長年、米国、香港、中国を含む海外市場での販売活動も実施。これらの実績を生かし、事業としてのさらなる拡大を目指し、今回中国での現地法人設立を決断したとのこと。
今後は、中国市場のニーズ理解を深めつつ、商品企画・開発からマーケティング、プラットフォーム運用、フルフィルメント、店舗卸まで、日本で培ったサービスを中国市場にも展開する予定としている。