AIを活用したセルフサービスとオペレーター支援型CXソフトウェアを提供するNICE(日本法人 ナイスジャパン株式会社)は、取締役会でスコット・ラッセル氏が2025年1月1日付で新最高経営責任者(CEO)に就任する旨を発表した。NICEで10年以上CEOを務めたバラク・エイラム氏は2024年末までに退任し、ラッセル氏がCEOを引き継ぐという。
スコット・ラッセル氏は、SAPにて執行役員会メンバーおよびグローバル・チーフ・レベニュー・オフィサーとして、グローバルセールス、パートナー、顧客エンゲージメントを含むカスタマーサクセスを指揮し、310億ドルの収益に貢献、クラウド収益への転換を先導。SAP North Americaの会長、SAPポートフォリオの複数の事業部門の会長を歴任し、Qualtrics社の取締役を務めた経験ももつ。SAPの執行役員としては、M&A、プランニング、市場ガイダンス、コーポレートガバナンスをサポートしてきたという。
スコット・ラッセル氏のコメント
NICEにとってこのようなエキサイティングな時期にCEOの職務に就けることを光栄に思います。NICEがデジタルとAIの変革をリードし続け、今後数年間の成長のためのユニークなプラットフォームを提供することで、私たちには素晴らしいチャンスが待ち受けています。私は、NICEの企業文化、革新的な製品ポートフォリオ、世界的な存在感とリーダーとしての地位に強い感銘を受けています。NICEの優秀なチームと協力し、NICEが過去10年間に築き上げてきた伝統と成功をさらに発展させ、会社を次の成長段階へと導いていくことを楽しみにしています。