Squareは2024年9月3日、日本国内の対象事業者に対するVisaおよびMastercardの対面取引における決済手数料を、2024年11月1日より3.25%から2.5%に引き下げると発表。日本で拡大するキャッシュレス決済対応への支援が目的とのこと。
また、同社は取り組みの一環として、同社サービスに新規登録した加盟店が早期に決済手数料の割引によるメリットを受けられるキャンペーンも開始した。2024年9月3日から10月31日までに新規登録した国内の加盟店は、VisaとMastercardの決済手数料3.25%を支払った後、決済手数料の無料クレジットを受けられる。これにより、キャンペーン期間中に行われた対面取引の決済手数料が0.75%割引される。
加盟店はSquareのソフトウェアツールに追加料金なしでアクセス可能。より複雑なニーズを持つ場合は、追加機能を利用する有料サブスクリプションを選択できる。
なお、新しい決済手数料の割引が利用可能な日本国内の対象事業者は、次のような一定の基準を満たす必要がある。
- 日本政府による中小企業の定義に当てはまること
- 上場企業や企業グループに属していないこと
- 年間キャッシュレス決済の総額が3,000万円以下であること
- 2024年11月1日以降、新料金プランを選択すること