Google Cloudが、2024年8月1日から2日にかけて、リアルイベント「Google Cloud Next Tokyo '24」を開催した。
ビジネスリーダー、イノベーター、エンジニア向けのクラウドカンファレンスである同イベント。生成AIの活用を中心にLINEヤフーやヤマト運輸など各社の取り組みが紹介された基調講演をはじめ、2日間で60以上のセッションが行われた。2日間の来場者数は、計1万1,000人以上にのぼる。展示会場ではスタンプラリーが行われるなど、にぎわいを見せていた。
1日目に登壇したライオンは、商品ライフサイクルの各フェーズに合わせて需要予測モデルを選択する考え方や、その実現に向けたGoogle Cloudの活用について紹介。同日の別セッションに登壇した出前館は、検索内容の意図を理解して結果を提示するセマンティック検索の導入による効果などを共有した。また、2日目にはカインズが登壇し、ECサイトとアプリのシステムが独立していた既存環境の課題や、分散したデータを統合したことによるメリットについて語った。
なお、次回「Google Cloud Next Tokyo ‘25」は、2025年8月5日~6日に開催予定となっている。