AnyMind Group株式会社は、「Data & AI for Every Business」をコンセプトに、ブランド企業におけるAI活用を前提としたデータ分析基盤およびビジネスプロセスの構築を可能にするプラットフォーム「AnyAI」の提供を開始したと発表。
AnyAIは、大規模言語モデル(LLM)などの最先端AI技術の活用を前提としたデータ分析基盤&ビジネスプロセス構築のためのプラットフォーム。カスタマイズも可能とし、企業のニーズや既存の業務フローに最適化した形での実装・提供を実現している。
また、企業内外のデータを、セキュアなクラウド環境で横断的に検索・分析することで、業務や経営の意思決定に役立つ情報提供も実現。AnyMind Groupが提供するアジア15ヵ国・地域にまたがるデータ分析基盤に独自のデータを個別環境で統合することで、事業の詳細把握や戦略・施策の立案が、自然言語の会話ベースでできるようになるという。
AnyAIの主な機能
- Connectors:社内外のデータをAnyAIに接続し、一元的に管理するデータ基盤ツール。既存の40種以上のデータソースに加え、社内で管理しているローカル環境のPDFファイルなども集約可能となっている。AssistantやDashboardに搭載されたAIによるデータ参照もできるため、ビジネスプロセスの効率化や回答精度の向上、リアルタイムでの情報把握を実現とする
- Assistant:ユーザーの質問に対し、必要な情報を見つけ出し回答するAIアシスタント。同僚や部下に話しかけるように知りたいことを投げかけることで、データに基づいた情報取得を実現できる。会話機能により、連続した会話や応答も可能となっている
- Dashboard:AIによる要約文章付きのビジネスインテリジェンスツール。自社のニーズやKPI設定に応じてカスタマイズでき、従来型ツールでは可視化が難しかったデータの可視化も実現するという
- GenAI Solutions:拡散モデルや動画生成技術を用いた業務サポートソリューション。ブランドアンバサダーの作成や商品説明文の翻訳など、アウトプット作成の費用と時間削減に貢献するとのこと