味の素とクラシコムは、人々の暮らしを見つめ新しい商品を創出する「暮らしの素プロジェクト」を開始した。クラシコムのD2Cビジネスのノウハウと、味の素のブランド力・商品開発力を融合し、協働することで、ターゲットとの強いつながりのある商品企画・開発を目指すとのこと。
同プロジェクトでは、味の素の商品開発リソースを活用しつつ、クラシコムのプロセスに沿って商品の企画開発を実施。2024年6月から2社が共同でマーケティングを行う。開発された商品は「北欧、暮らしの道具店」などで販売予定となっている。
北欧、暮らしの道具店では、D2Cビジネスで蓄積したノウハウを活かし、2014年から「BRAND SOLUTION」として200以上のブランドの企業マーケティング支援を行ってきた。その中で、味の素とも2018年から様々な商品プロモーションを実施している。今回は2社の協業範囲が拡大し、ターゲティングから商品の企画開発、検証まで幅広い取り組みが行われる。
同プロジェクトの始動にあたり、味の素は社内公募でメンバーを募集するほか、食品表示などのレギュレーション監修も行う。一方、クラシコムからはデザイナーや商品の企画開発担当者が参加。顧客に寄り添った商品企画やパッケージデザインなどのクリエイティブディレクションを主導する。