LMIグループは、広告効果の測定が可能なリテールメディアの実現を目指し、INFORICHとの協業開始を発表した。
LMIグループが提供する、消費者へのリワード提供型広告配信を実現する新たなリテールメディア「AdCoinz(アドコインズ)」は、リテールを訪れる消費者がQRのスキャン、アプリのダウンロード、フォームの記入などのアクションを通じてリワードを獲得できるもの。広告主は消費者のアクション促進と、リード獲得、広告効果の評価に関するデータ収集が実現でき、リテールは広告収益を得るだけでなく、リワード活用による追加購入が見込める仕様となっている。
INFORICHは、コンビニ、薬局、空港、カラオケ、駅、飲食店、ホテル、観光地など、全国に約4万3,000台(2024年3月末時点)展開されているモバイルバッテリーシェアリング「ChargeSPOT」を提供しており、同サービスのバッテリースタンドには、デジタルサイネージが搭載されている。今回の協業により、同サービスのデジタルサイネージを活用した広告配信が可能となるほか、「ChargeSPOT」のサイネージとネイティブアプリを組み合わせて、クーポン発行や周遊企画などの実施も可能となる。これにより、消費者のエンゲージメントを軸にした「EOOH(Engagement Out of Home)」の実現を見込んでいるとのこと。