AnyMind Groupは、同社が提供する会話型コマースプラットフォーム「AnyChat」と東南アジアのECモール「Lazada」「Shopee」が、連携を開始したと発表した。これにより、LazadaやShopeeでECショップを展開するブランド企業やクリエイターは、AnyChatを活用した顧客とのシームレスなチャットコミュニケーションが可能となった。
アリババグループ傘下のLazada Groupが運営するLazadaは、インドネシア、マレーシア、フィリピン、シンガポール、タイ、ベトナムの6ヵ国で、Sea Groupが運営するShopeeは、シンガポール、マレーシア、タイ、台湾といった東南アジアや南米など11ヵ国で展開している。AnyChatとLazadaおよびShopeeの連携により、次の機能が利用できる。
連携により利用可能になった機能
リアルタイムチャット
テキスト・画像・動画を通じて、顧客とリアルタイムにチャットコミュニケーションを行える。
顧客情報と注文情報の紐付け
顧客が問い合わせている商品の詳細や過去の購入履歴を、チャットのメッセージと併せて一元管理できる。
複数チャットプラットフォームの統合
LazadaやShopeeのほか、WhatsAppやMessenger、Instagramのダイレクトメッセージ、LINEと連携している。これらのプラットフォームにおける顧客からのチャットを、一つのシステムで対応可能。
EC運営の効率化
ECマネジメントプラットフォーム「AnyX」との連携により、マーケティングレポートや在庫管理、受注処理などの業務を一元的に管理できる。