食品のサブスクリプションサービスを提供するオイシックス・ラ・大地は、キッチンレスの社員食堂事業や法人向けのフードデリバリーやケータリングサービス事業を展開するノンピの株式を譲り受けたと発表。また、同社の第三者割当増資を引き受けることにより、ノンピの株式の約51%を取得。連結子会社化した旨も発表している。
これにより、オイシックス・ラ・大地が注力しているBtoBサブスクリプション事業の領域において、ノンピが所有するキッチンレス社食事業を戦略に組み込むことで、グループ会社間での連携強化を推進。今後の事業成長のスピードアップや強化につなげる考え。
オイシックス・ラ・大地は、今回の連結子会社化により、食材調達や配送の効率化、ミールキットメニューの社食提供、業務用ミールキットによる作業効率化などを見込んでいるという。
また、導入企業の企画運営や相互の社食運用ノウハウの共有によって、2024年1月に子会社化したシダックスの給食事業とのシナジー発揮も目指すほか、ケータリング事業を運営するCRAZY KITCHENとの協業により、グループ全体の事業成長を見越した相乗効果を期待しているとのこと。