リクルートが運営するオーダーシステム「Air レジ オーダー」は、来店客のデバイスを用いて、テイクアウトの注文と会計をオンラインで完了できる新プラン「モバイルオーダー 店外版」の提供を開始した。
同プランにより、来店客は受取時間を指定できるため、待ち時間の短縮が可能となる。店舗にとってもスタッフが店頭でのテイクアクトの注文・会計に対応したり、電話受け付けしたりする必要がなくなるため、業務効率化を期待できるという。
取り組みの概要
「Air レジ オーダー」は、居酒屋やレストラン、カフェなど様々な業態の飲食店で導入されており、注文・会計業務の手間が軽減されるオーダーシステム。同システムの「モバイルオーダー 店外版」を利用すれば、来店客は営業時間内にいつでも、店舗のホームページやSNSに掲載された注文サイトからテイクアウトの注文ができ、オンラインで事前に会計してから来店することが可能に。注文時に発番された整理番号にひもづいた商品を、来店した際に店舗で受け取る仕組みとなっている。
店舗では、注文内容がキッチンモニターに直接表示され、受取時間に合わせて調理を開始。注文が入った際には音で知らせるため、見落としを防ぐことができる。また、テイクアウトの注文・会計のためにスタッフを配置する必要がなく、店舗での接客や電話での注文対応が不要なため、工数削減にもつながる。来店客が受取時間を指定することも可能なため、待ち時間の短縮や混雑緩和、顧客満足度の向上に期待ができるという。
従来の「モバイルオーダー 店内版(「Air レジ オーダー」の機能である「セルフオーダー」が1月25日より名称変更)」に加えて、「モバイルオーダー 店外版」を提供することで、店内だけではなく店外からの注文・会計まで対応範囲を広げ、飲食店のさらなる業務効率化実現を目指す。
なお、「モバイルオーダー 店外版」は、「Air レジオーダー」の他プラン使用可否にかかわらず、単独での利用が可能とのこと。