IBMは、アドビとのパートナーシップを拡大し、Adobe Sensei GenAIサービスやクリエイティブな生成AIであるAdobe Firefly(現在はベータ版のみ)などの次世代AIや、アドビのクリエイティブ生成AIモデルの導入を通じて、アドビ 製品群におけるコンテンツ・サプライチェーンの加速を支援していくと発表した。
IBMコンサルティングは、数十年にわたり培ったAIの知見をもとに、複雑な生成AIを巧みに使いこなせるよう、イノベーション、テクノロジー、デザインを結集して顧客との対話をデジタルに作り変えるべく、新たなアドビ・コンサルティング・サービス群を発表する。
パートナー企業は、アドビのコンテンツ・サプライチェーン・ソリューションとIBMコンサルティング・サービスを活用し、顧客のデザインおよびクリエイティブ・プロジェクト全体でコラボレーションの促進、創造性の最適化、スピードアップ、タスクの自動化、関係者の可視性の強化を実現する統合コンテンツ・サプライチェーン・エコシステムの構築を支援する。
これによりアドビの顧客企業は、IBMコンサルティングのさまざまな領域の専門家により、画像やテキスト効果の生成に焦点を当てた「Firefly」や、マーケティング・ワークフローを簡素化して生産性向上を実現する「Sensei GenAI サービス」といった、デザイン、コンテンツ制作プロセスにおける生成型AIモデルを効果的に導入できるようになる。