楽天グループのICT事業会社である楽天コミュニケーションズは、コンタクトセンターソリューション「楽天コネクト」シリーズの新たなサービスとして、2023年9月より「楽天コネクト SmaCom(ラクテンコネクト スマコム)」の提供を開始する。
「楽天コネクト SmaCom」は、オフィスでの電話をスムーズにスマートに対応するためのクラウド型コンタクトセンターシステム。利用用途に合わせたライセンスを提供する。また、クラウド型PBX(電話交換機)機能の提供により、オフィスのフリーアドレス化、リモートワーク環境での電話対応、スマートフォンの内線化なども実現する。座席は1席から利用可能で上限がないことも特徴。最短5営業日で導入できるスモールスタートから、事業の成長に合わせた拡張が可能となっている。
なお「楽天コネクト SmaCom」は、同シリーズとして2020年6月より提供を開始した「楽天コネクトSpeed」の後継サービスとなる。現行サービスの機能を維持、一部をリニューアルしたことに加え、ユーザーの声をもとに新たに簡易CRMやFAQなどの機能を追加。またユーザーインターフェイスを一新し、初心者でも使いやすく直感的な操作を可能にした。
「楽天コネクト SmaCom」 ライセンス
コンタクトセンター ベーシック
ユーザーからの問い合わせ電話対応のために、手軽にコンタクトセンターを立ち上げられるライセンス。低コストでありながら、IVR(自動音声ガイダンス)やACD(着信コントロール)など、コンタクトセンターとして必要な機能を搭載している。
コンタクトセンター アドバンス
ベーシックの機能一式に加えて、オペレーターのステータス状況や待ちコール数などがリアルタイムに確認できるレポートや、モニタリングやささやき機能といったスーパーバイザー用の機能を搭載しているライセンス。
コンタクトセンター アウトバウンド+(プラス)
ユーザーへの架電業務をスマートに効率的にする、アウトバウンド業務に役立つライセンス。事前登録したリストへ自動発信する機能も用意しており、架電数アップに貢献する。
ビジネスフォン
インターネットにつながれば使えるビジネスフォン。クラウドなので電話機やPBX(電話交換機)は不要。オフィス業務に必要な受発信や保留・転送が可能。テレワーク環境でも使えるライセンスとなっている。