D2C支援事業やECプラットフォーム「ecforce」(イーシー・フォース)を提供するSUPER STUDIOは、自社ECサイト運営においてマーケティング業務に携わっていて、かつMA(マーケティングオートメーション)を導入しているEC事業者501名と、普段ECサイトを使ってショッピングを行う513名を対象に、「EC利用における消費者動向&EC/D2C事業者のMA利用に関する調査」を実施した。
同調査結果の詳細は、次のとおり。
消費者データ
消費者の8割以上が「ECでの購入」を検討
「実店舗・ECサイト問わず購入する」と回答した割合は54.8%と半数以上。また、「実店舗で見てからECサイトで購入することが多い」と回答した人も25.3%と、8割以上の人がECでの購入を検討している。
「ブランドやショップからのお知らせで商品を再購入したことがある」と回答した割合は約半数
「同じブランドやショップから再購入をしたことがある」と回答した割合は49.9%と約半数にのぼり、「初回購入したことがある」と回答した数も2割以上。企業やブランド、ショップからのお知らせが、消費者の商品購入のきっかけとなっている。
EC事業者データ
「MAを充分に活用できていない」と回答した割合は7割超え
「充分に活用できている」と回答した割合は26.5%と3割を切る結果に。7割以上が「充分にMAを活用できていない」と回答した。
充分に活用できていない理由は「データ分析や効果検証が難しい」が最多
「MAを扱える人材・リソースが不足している」と回答した割合も44.3%と高く、人材・リソース不足によりデータ分析や効果検証が難しく、MAを充分に活用できていないことが想定される。
MAを使いこなすのが難しいと思う機能は「データ分析や効果検証」が55.1%と半数以上
「データ分析や効果検証」と回答した割合が最多。次いで「ツール間のデータ連携」が44.3%、「メッセージ配信」が39.9%。
調査概要
- 調査期間:2023年1月25日~1月29日
- 調査対象者:EC事業者…自社ECサイト運営においてマーケティング業務に携わっていて、かつMAを導入している人、消費者…普段ECサイトを使ってショッピングを行う人
- 調査対象者数:EC事業者501人/ECサイト利用者513人(合計1,014人)
- 調査対象選定方法:アンケートを基に所定の条件に合致する対象者を抽出
- 調査方法:インターネット調査
- アンケートモニター提供元:ゼネラルリサーチ
- 調査企画:SUPER STUDIO