未就学児向け知育玩具サブスクリプション・サービス「トイサブ!」を運営するトラーナは、複数の事業会社、ベンチャーキャピタル、政府系金融機関、銀行などから総額約9.3億円の資金調達を実施した。これにより累計調達額は約15億円となる。また、2名の取締役、2名の社外取締役、1名の監査役による5名の新経営体制とし、事業成長ならびにガバナンス強化を両立する。
資金調達の目的
同社は2015年11月より未就学児向け知育玩具サブスクリプション・サービス「トイサブ!」を運営している。同サービスでは保護者からのアンケートをもとに、同社専属のプランナーが子ども1人ひとりの発達状況に適した知育玩具を選定、配送している。
今回の資金調達により、利用者の利便性向上、さらなる付加機能の追加を通じて、従来の知育玩具のサブスクリプション・サービスを「循環型社会における次世代教育サービス」へと昇華していく考え。
今回の引受・調達先 ※順不同・抜粋
- マイナビ
- TBSイノベーション・パートナーズ
- ケネディクス
- 本政策金融公庫
- 商工組合中央金庫
- 静岡銀行
- オリックス
新経営体制について
利用者からの継続的な支持を受け、また教育・知育という社会性が高いサービスであること、大量消費・大量廃棄ではない知育玩具のサステナブルな利用を促進するサービスであることなどを踏まえ、より強固な経営・ガバナンス体制の構築を実現するために、経営体制の刷新を行う。新経営体制では、2名の社外取締役を迎え、「循環型社会における次世代教育サービス」への昇華を推進していく。