ベンナーズは、Dawn Capital、三菱UFJキャピタル、佐銀キャピタル&コンサルティング、Frontiveから8,000万円の資金調達を実施した。これにより同社の累計資金調達額は、融資額を含めて1億1,200万円となる。
同社は、規格外とされる「未利用魚」を積極的に利用するなど魚のフードロス削減を目指し、魚のサブスクリプションサービス「フィシュル」を2021年3月よりスタートさせた。2022年には、本サービスの会員数5,000人を達成。2023年12月までに1万人の会員数および5億円の売上を目標として掲げている。
今回の資金調達を受け、サービス拡大のための新商品開発やCRMなどマーケティングを強化するとともに、食品メーカーや飲食業界などとのBtoB事業も始める。また、給食や社食といった場面で活用してもらうことで、個人宅以外での消費拡大の促進を目指す。それにともない、現在の拠点である福岡から日本各地へ製造拠点を拡大し、製造ラインおよび流通も増強していくとのこと。