販売商品の立体表示組み込みサービス「Figni」の開発・提供を行っているCynackは、ECサイトのパフォーマンス向上と業務効率化を目的に、タカギが運営するブランド「Royal Gardener’s Club」の通販サイトに導入されたことを発表した。
「Figni」は、ECで販売している商品の3D表示機能を埋め込めるサービス。2022年3月にサービス提供を開始し、家具メーカーや大手美容家電メーカーにサービスを提供している。
Royal Gardener’s Clubはホースリールやジョーロなどの自社製造品を中心に園芸用品を扱っている。ユーザーが納得したうえで購入に至るため、これまではECに掲載している画像以外のイメージ画像を配信したり、展示会での実物展示を行うことで、利用者に使用時のイメージをより想起できるような情報を提供してきた。しかし、オンラインで掲載する画像だけではサイズ感がつかみにくく、細部まで見られるようにするには画像だけでは限界があることが課題となっていた。ECサイトに「Figni」を導入することで、サイト訪問者の購買における安心感と納得感を与えることができるように。また、サイトおよび問い合わせ対応時のホスピタリティ向上にもつながることが期待される。
今回は7点の商品において、カラーバリエーションに対応した高精細な3Dコンテンツを導入。特にホースリール購入検討者は製品の機能以上に、自宅庭に置いたときの雰囲気をつかみたいユーザーが多く、「Figni」は視覚的な情報を提供できる手段として活用されている。
また、処理が非常に面倒な製品交換・返品希望も軽減できるソリューションとして、業務効率化にも寄与していくとのこと。
〈導入商品〉Royal Gardener’s Club(一部)
コンパクトガーデンリールⅡ
3D導入サービス「Figni」について
「Figni」はECで販売している商品をサイト上で立体的に、実物大でも見ることができる3D表示機能を埋め込むことができるサービス。商品理解が深まることによる「ブランドイメージの向上」と、「購買の安心感と納得感」を図ることができるサービスだという。
「Figni」の特徴
3D化したい商品の6面画像などの参考画像を共有するだけで、数行のHTMLタグとして出力。カートシステムはもちろん、ブランドサイトや企業サイトなど導入したいページにコピー&ペーストをするだけで埋め込むことができる。ウェブ注文をすることができ、コンテンツの管理やアクセス情報を確認できるサービスサイトも近日提供開始予定とのこと。
ECサイトのパフォーマンスアップ
「Figni」は、立体的で直感的な情報伝達ができるその特性により、画像や商品説明文だけでは実現できない「使用時のイメージ」を利用者に与えることができる。
EC運営の業務効率化
商品理解が深まることで、新規施策や企画構想はもちろん通常業務をも圧迫する、商品に対するクレームや問い合わせ・返品などの顧客対応を減らすことができる。新商品や商品リニューアル発売の際のいわゆる「ささげ業務」も効率化させることが可能。