ポラリファイは、同社が提供するオンライン本人確認サービス「Polarify eKYC」の累計利用ユーザー数が2,000万人を突破したと発表した。
eKYCとは、オンライン上で完結する本人確認手続き。スマートフォンで撮影した運転免許証などの本人確認書類と顔の自撮り画像を生体認証技術で照合し、本人確認を行う。これにより、実店舗への来店や郵便物を介さずにオンライン上で手続きを完了することが可能だ。
ポラリファイは2019年よりPolarify eKYCとしてサービスを展開し、銀行や保険、証券といった金融業界を中心に拡大してきた。同サービスの主な特徴としては次の通り。
- 高精度な生体認証技術により、バックオフィスにおける顔画像の一致確認を目的とした目検が不要
- 柔軟なUIカスタマイズによる、ユーザビリティ重視のUXを実現
- 三井住友フィナンシャルグループの要件を満たすセキュリティ基準と安定稼働実績
- 独自の実在性チェックにより、別人へのなりすましを自動的に検知
- 顔認証エンジンを使った、セキュアで便利な本人認証や取引認証が実現可能
- 公的個人認証、ICチップ読取を活用した本人確認方式にも対応可能
- ブラウザ、アプリのチャネルに対応
コロナ禍での需要増加やオンライン手続きにおける不正被害の増加などを背景にeKYC市場は大きく成長し、より多様な業界で活用されるようになった。昨今は、本人確認書類のICチップ読取機能を活用した本人確認方式のニーズも増えており、今後もさらなる市場成長が期待されている。