フューチャーショップとSBペイメントサービス(以下、SBPS)は、フューチャーショップが提供するSaaS型ECサイト構築プラットフォーム「futureshop」および「futureshop omni-channel」(以下、総称として「futureshop」)で、クレジットカード決済の不正利用を検知する有料サービス「AI不正検知(アドバンストプラン) for futureshop」を提供開始した。
昨今のEC市場の急拡大にともなって、クレジットカード決済における不正利用は多様化している。事業者は販売商材・価格・ターゲットごとに不正利用傾向を分析し、店舗独自の不正利用対策が必要になってきている。
それを実現するため、フューチャーショップとSBPSは、futureshopを利用する事業者向けに「AI不正検知(アドバンストプラン) for futureshop」を有料で提供するに至った。
これまでも、futureshopでは、クレジットカード決済で疑わしい取引があった場合にfutureshopの受注管理画面の該当取引にアラートが表示される「AI不正検知 for futureshop」(提供:SBPS)を無料で利用でき、事業者が不正な取引を早期発見することが可能だった。
今回新たに提供を開始した「AI不正検知(アドバンストプラン) for futureshop」では、「AI不正検知 for futureshop」の機能に追加して、店舗ごとの不正利用傾向に合わせた独自のルール設定を行うことができるようになり、店舗独自の動的な不正利用対策が可能となった。
「AI不正検知(アドバンストプラン) for futureshop」について
「AI不正検知(アドバンストプラン) for futureshop」は、「AI不正検知for futureshop」で提供している決済ごとのスコアリング機能やアラート機能、属性情報確認に加えて、事業者が分析した不正利用傾向に基づき、「AI不正検知」管理画面から独自のルールを設定する機能により、店舗独自の動的な不正利用対策が可能になる有料オプション。
「AI不正検知for futureshop」と同様に、ユーザーがECサイトで決済を行うごとにSBPSへスコアリングをリクエストし、SBPSは、スコアとその理由を返却し、疑わしい取引についてはfutureshopの受注管理画面にアラートを表示する。
SBPSの「AI不正検知」管理画面から当該取引についてカード属性やデバイス情報などを確認し不正利用傾向を分析することが可能だが、「AI不正検知(アドバンストプラン) for futureshop」では、事業者が分析した不正利用傾向に基づき、「AI不正検知」管理画面から独自のルール設定を行うことで、店舗独自の動的な不正利用対策が可能になり、受注チェックの負荷軽減や商品出荷判断の効率化が期待できるとのこと。