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ECzine Day 2024 June

2024年6月6日(木)10:00~17:40(予定)

ECzineニュース

総合ECサイトがギフト購入場所の首位に ギフトECの購入経験は26%で増加傾向/オンラインギフト総研

 「ギフトモール オンラインギフト総研」は、ギフト利用の実態を探るため、2021年6月から1年間のギフト購入実態(オンライン、リアル店舗含む)について調査を行った。年齢別の分析や過去調査との比較を通じて、ギフト利用に関する生活者の新たな実態が明らかとなった。同調査結果の詳細は、次のとおり。

購入場所は「総合ECサイト」が増加傾向に 「デパートや百貨店の店頭」での購入を上回る

 購入場所をみると、「総合ECサイト」が49.4%ともっとも多く、2021年の調査開始後初めて「デパートや百貨店の店頭」(46.0%)を上回り、代表的な購入場所となった。続いて「専門店の店頭」(28.6%)、「ショッピングセンター・ショッピングモールの店頭」(26.6%)、「ギフト特化型のECサイト」(26.5%)が選ばれており、上位5つの購入場所が全体の約9割を満たしているといえる。

 ECサイト「総合ECサイト」、「ギフト特化型のECサイト」に焦点を当て、2021年8月〜2022年6月の推移を調べた。(今回を含め、同社の調査過去3回分を比較)

 「総合ECサイト」は2021年8月46.6%に比べ今回は49.4%と増加しており、この1年足らずで「デパートや百貨店の店頭」を上回り、もっとも多いギフト購入場所に。(「デパートや百貨店の店頭」:2021年8月53.5%、2022年2月51.4%、2022年6月46.0%)また「ギフト特化型のECサイト」も2021年8月25.8%に比べ今回は26.5%と増加しており、選択肢のひとつとして着実に選ばれ始めていることがわかる。

ECサイトの利用が増加するも、渡し方は対面の「手渡し」が主流

 ギフトの渡し方は「百貨店・専門店などの店頭で買ったものを手渡しで贈った」が41.2%、「ネット(総合ECサイト、ギフト特化型のECサイト)で買ったものを手渡しで贈った」が30.6%となり、「手渡し」は合計71.8%で強く支持されている結果に。

 購入場所としてネット(ECサイト)が増加傾向ではあるが、ギフトを渡すときは一度自分の手元に届いたものを、相手に直接会って渡すケースが多い結果となった。

年間のギフト購入回数は平均5.25回 世代別では30代前半、30代後半、50代前半が購入回数のTOP3

 年間のギフト購入回数は全世代の平均で5.25回、総額は平均38,246円という結果となり、平均単価は7,283円ということがわかった。

 ギフト購入回数を年齢別に見ると、50-54歳がもっとも多く6.0回。続いて35-39歳で5.9回、30-34歳で5.6回となり、可処分所得が高く、また友人や知り合いの結婚や出産・引っ越しなどのライフイベントなどギフトを購入する機会が多い世代の購入回数が多くなった。

ギフトを贈った相手は両親や子供、配偶者など「身近で大切な相手」がメイン

 この1年でギフトを贈った相手は「母親/父親」が65.4%、「自分の子供」が62.6%(子供有りの方のみ回答)とほかの選択肢に比べ約20ポイント以上も高い結果となった。続いて「同性の友人」が43.5%、「配偶者・パートナー」が39.1%、「自分」が33.5%となり、総じて家族や友人など、身近な関係性の人に贈っていることが判明した。

利用経験者&利用意向者の合計は半数超え、20代を中心に利用拡大の可能性があるソーシャルギフト

 「ソーシャルギフト」とは住所を知らない相手にも、SNSなどで受け取り用のURLを送るだけでギフトを贈ることができるサービス。

 「すでに利用したことがある」と回答したソーシャルギフト利用経験者は8.7%となっているが、「いずれ利用したいと思う」と回答をした利用意向者は42.0%(「そのようなサービスを知っている。いずれ利用したいと思う」15.3%、「そのようなサービスを知らない。いずれ利用したいと思う」26.6%の合計値)にのぼり、利用経験者と利用意向者を合わせると計50.7%と半数を超え、ソーシャルギフトの潜在的な需要が高い結果となった。

 20代〜50代の世代別に見ると、20代は利用経験者が14.2%、利用意向者は49.2%(「そのようなサービスを知っている。いずれ利用したいと思う」20.7%、「そのようなサービスを知らない。いずれ利用したいと思う」28.5%)となり、合計は63.3%と各世代のなかでもっとも高い結果となった。また利用経験者・利用意向者の合計値は、年代が30代(54.0%)、40代(43.8%)と、年齢が若いほど利用意向が高い傾向にあり、ソーシャルギフトは今後若年層から利用が広がっていくことが予想される。

調査概要
  • 調査目的:インターネット上でのギフト購入に関する最新の利用実態の把握
  • 調査名:ギフト購入関する調査
  • 実施時期:2022年6月24日~28日
  • 実施時期:インターネット調査
  • 調査主体:オンラインギフト総研
  • 回答人数:全国20歳~59歳の男女2,400名(年齢性別均等割り付け/2021年6月からの1年間にギフト購入経験がある人)

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