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ECzineニュース

ECマネジメントプラットフォーム「AnyX」、ECでの限界利益算出を可能にするアナリティクス機能開始

 AnyMind Group(エニーマインドグループ)は、ECマネジメントプラットフォーム「AnyX」において、自社ECサイトやECモールに関する一元管理された情報を横断的に閲覧、そしてデータ分析を深掘りして行うことができる「アナリティクス機能」を提供開始した。

 同機能の活用により、自社ECサイトやECモールにおける日別、商品別に数字を見ることが可能となり、データをもとに販売チャネル別の比較を行うことが可能に。また、販売に関わるあらゆるコスト(原価、各種販売手数料、広告宣伝費など)を計算し、すべての変動費を引いた最終的な利益(限界利益)を算出することが可能だという。これにより、販売チャネル・商品ごとの収益を比較・分析が可能になり、EC運営の最適化につなげることができるようになる。

 EC市場は世界的に急速な成長を続けており、同時に消費者の嗜好性も多様化している。そのため、これからのEC運営においては、自社ECサイトからECモールまで、ユーザーのニーズに合わせて複数の販売チャネルを使い分けることが求められるようになっている。複数の販売チャネルを活用する企業が増加する一方、「各チャネルで売上・注文・在庫などのデータを個別に管理する必要がある」、「コスト構造をモニタリングできていないため、利益率と広告費のバランスが崩れてしまうことがある」などの課題を抱えている企業も増加してきた。

 こうした背景を受け、同社はEC運営に特化したアナリティクス機能を開発。横断的なチャネル運用状況(売上・各チャネル・商品など)を1プラットフォーム上で可視化した。販売チャネル・商品ごとの収益の比較・分析を可能にすることで、EC運営の最適化に向けた適切な意思決定を実現できるよう、同機能を開発する運びとなった。

新機能詳細

 これまでの売上管理は、各ECサイト・ECモールごとにデータを出力し、管理用データを作成していた。AnyXを導入することで、作業の手間を省き、1プラットフォームで売上を自動集計し管理・分析することが可能となる。そして、今回次の機能を新たに提供開始した。

Google広告、Facebook広告、Google Analyticsとの連携開始

 AnyXと広告出稿・アクセス解析プラットフォームとの自動連携が可能に。これによりキャンペーンデータやサイト解析データの自動で取り込み、限界利益やCVRなどを割り出すことができる。

チャネルごとに手数料を設定し、コストを自動計算

 ECモールごとに異なる手数料など各種コストの入力設定が可能。設定に基づき各種コストを自動で計算を行うことができるため、レポート上でチャネルや商品ごとのコスト構造を容易に把握することが可能となる。

各チャネル別、商品別に限界利益を算出

 原価や各種販売手数料、広告宣伝費を計算し、すべての変動費を引いた限界利益を算出することが可能。これにより販売チャネル・商品ごとの収益を比較・分析が可能になり、経営判断や現場判断につなげることができる。

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